トップに戻る>>さわやか信州サイクリング



有賀峠  標高1070m


 峠の入り口は、県道諏訪辰野線にある曲がった途端に上りが始まる。かなりの急坂で、左右にうねりつつのぼっていく。
たまに諏訪湖が見える。景色を楽しんでいられないほどの厳しい登りとカーブである。完全に舗装されている。
 センターラインのある部分もあるが、急坂の難所で特に冬は道路が凍結する。初めて自転車で行ったのは96年3月25日だ。やはり雪が溶けきっていなかったがそんなことも気にせず上って行く。
峠の向こう、つまり辰野町方面はなだらかでまっすぐな下りとなる。峠の頂上には左右に分かれる道があり、右は諏訪湖の森ゴルフ場がある。
 左は隣の谷へ下りて行く道。そこからは川の谷に沿って延々と下ると小さな集落がある。

有賀峠の支線に諏訪湖花火大会で花火がとてもよく見えるところがある。


雪が溶けていない。96年3月


峠と歴史

有賀峠は古代より諏訪と伊那谷を結ぶ交通の要所であった。峠の登り口に有賀城があった。有賀氏が鎌倉時代初期の承久年間(1219〜22)にここに入り築かれた城であるといわれる。武田氏の支配が諏訪地方におよび、天文17年(1548)、有賀氏ら西方衆は信玄と争うが敗退し、追放された。有賀城には原美濃守が入城した。
慶長6年(1601)、再興した諏訪氏の再入部にあたり、千野丹波守が入った。麓には「丹波屋敷」の地名が残っている。有賀城址はきちんと整備されており山城ファンが訪れる。砦と言った方が良い規模である。
有賀村は高島藩家老、千野家のゆかりの村であり、千野家の墓地や旧跡も多くある。



トップに戻る>>さわやか信州サイクリング